「WORLD CHAMPIONSHIP 2026」各部門の優勝者インタビューを公開!
8月28日(金)・29日(土)・30日(日)に開催された「遊戯王カードゲーム」の世界トップデュエリストを決める大会「Yu-Gi-Oh! WORLD CHAMPIONSHIP 2026」の各部門で優勝者選手のインタビューを紹介!
各部門のデュエルの模様はYouTube「遊戯王OCGチャンネル」でアーカイブ配信されているぞ。世界最高峰のデュエルを実況解説付きで楽しもう!
●WORLD CHAMPIONSHIP 2026 公式サイト
https://www.konami.com/yugioh/worldchampionship/2026/ja/
オフィシャルカードゲームの部
優勝:Mario Angelo De Micco 選手
●使用デッキ:キラーチューン
●デュエリストインタビュー
――優勝おめでとうございます。世界王者になった今のお気持ちをお聞かせください。
今はとにかく安心しています(笑)。これまでの時間や努力がしっかり優勝に繋がって、報われたという想いです。これまで何回もYCSに参戦して、今回の大会まで数百回と勝利を重ねてきましたが、一番重要なデュエルで勝つことができて本当に嬉しいです。この大会は世界各地のベストプレイヤーが集まっている訳ですから、何が起こるか本当に分かりません。自分の実力を信じていましたが、それでも優勝できるかどうかは自信半分・不安半分でした。
――今回で使用したデッキを使おうと思った理由や決め手となったカードについてお聞かせください。
実は一週間半ほど前までは、今回使用した「キラーチューン」ではなく「召喚獣」を使うことも考えていました。そこで大会前にチームメイトたちに集まってもらって色々「召喚獣」の調整をしていたのですが、そこで「墓穴の指名者」が使用できない環境だと「マルチャミー・フワロス」「灰流うらら」などへの対応が難しいという問題が浮かび上がってきて、使い慣れた「キラーチューン」を使用することにしました。デッキのバランスも良くて、どのカードも満遍なく活躍してくれました。
――今回の大会に向けて、どのような準備をしてきましたか?
大会の五週間ほど前からチームメイトたちと通話サーバーで集まって、一緒に話し合ったり、デッキを調整したりしていきました。最終的にデッキのカードの内38枚はそのサーバーへ参加したメンバー全員が賛成してくれたのですが、残り2枚の枠は「朔夜しぐれ」にするか「マルチャミー・フワロス」にするかでとても迷いましたね。「キラーチューン」は後攻になった場合少しだけ不安があるので、先攻・後攻どちらでも機能するものを選びたかったんです。
――世界王者になるまで強くなれた理由や必要なものは何だと思いますか?
時間と努力です。時間を掛けて、何回も間違える中から学んでいきました。そこから強くなっていくしか方法はないと思います。勝つためにはやはり慣れているデッキを使うことです。そして、デッキを知るためには、とにかくひたすら練習するしかありません。
――今後の目標や挑戦したい事はありますか?
これまではトーナメントで上に進むために努力してきましたが、来年の地域大会の参加権は手に入れることができたので、今後は少しカジュアルに寄って遊んでいきたいです。また二週間後にパリのYCSに参加するので、そこで欧州の友達に会えるのを楽しみにしています。
――最後に、あなたが『OCG(TCG)』で「ここが好き」という部分を教えてください。
デュエルを通して新しい人たちに巡り合えることです。『TCG』に復帰してからここ2~3年間、本当にたくさんの人に会うことができて、新しい友達もできました。
『遊戯王TCG』は10代の頃からプレイしていて、2017年頃まではちょくちょく大会にも参加していました。そこから2024年くらいまで間が空いてしまいましたが、その間も最新カードの情報やプレイ動画は追い続けていました。復帰したのは2024年のバンクーバーのYCSでしたね。
デュエルリンクスの部 スピードデュエル
優勝:Snyffus 選手 (Philipp Thomas)
●使用デッキ (スキル)
柊柚子 (天使と悪魔のささやき)/メラグ (深淵より出ずる獣)/エド・フェニックス (未来を紡ぐDの力)/クロウ・ホーガン (天空へ駆け上がる翼)/鬼柳京介 (インフェルニティ・リバイバル)
●タクティカルカード
冥王結界波/ドロール&ロックバード/除草獣
●デュエリストインタビュー
――優勝及び二連覇おめでとうございます。二度目の世界王者になった今のお気持ちをお聞かせください。
ちょっと信じられない想いです(笑)。今回も優勝に向けて頑張ってきたつもりですが、今はまだ再び優勝できた実感が湧いていません。嬉しい以上に、自分でも本当にビックリしています。
――今回で使用したデッキを使おうと思った理由や決め手となったカードについてお聞かせください。
去年と似たやり方なのですが、集まってもらった友達と調整していく中で一番強いデッキを選んでいきました。「D-HERO」で使用した「エクスチェンジ」も、展開した次のターン以降に隙ができてしまう「D-HERO」の弱点を補うために友達が提案してくれたんです。
デッキを選んだ理由ですが、「ヴァルモニカ」デッキでは「次元の裂け目」を採用できる点が、「BF」では手札からモンスター効果で妨害を行える点が強力だと思って使用することを決めました。
――今回使用した中で一番お気に入りのデッキはどれでしょうか。
「ヴァルモニカ」が一番活躍してくれましたが、「烙印」デッキも同じくらい強かったです。
――世界王者になるまで強くなれた理由や必要なものは何だと思いますか?
まずは時間です。時間を掛けて、色々な調整をしつつ自分のデュエルについてのセンスも磨いていきます。そして、やはり周りにいる家族や友達の支えですね。
去年と今年で考え方も違ってきていて、去年はこれ以上に無いほどに熱中して取り組んでいたのですが、今年は去年感じた問題を解決していくようなやり方をしてきました。
――今後の目標や挑戦したい事はありますか?
去年は世界大会で優勝することが最大の目的で、さらに今年はKCカップのポイントランキングで1位を取ることを目標にしていたのですが、それも達成しつつ再び優勝までできて、もう自分にとって十分すぎるほど満足しています。今はその満足感を味わいつつ、時間を置いて改めて考えていきたいです。
――最後に、あなたが『デュエルリンクス(スピード)』で「ここが好き」という部分を教えてください。
『TCG (OCG)』や『マスターデュエル』との最大の違いはやはり「スキル」があることですよね。それによってプレイヤーが展開をコントロールしやすくなったことで運の要素が減り、よりプレイヤーの力量がハッキリと現れるゲームになっていると思うんです。プレイしている感覚としては、チェスなどのボードゲームに近付いているように感じました。
実はチェスの試合を見るのが好きなのですが、チェスというのはずっとやり続けていないと勝って上に行くのが難しいゲームなんですよね。『デュエルリンクス』はボードゲームに勝つような感覚を味わいつつ、自分の考え方・闘い方も見えてくる面白いゲームだと思っています。
デュエルリンクスの部 ラッシュデュエル
優勝:た く 選手 (キタムラ タクマ)
●使用デッキ (スキル)
六葉アサカ (駆動する黒鉄の竜)/上城大華 (貪欲なディステイニー・ドロー)/霧島ロア (ハードロック・オーバーチュア)/ズウィージョウ・ズィル・ベルギャー (舞い降りた蒼救天使)/王道遊歩 (ヒーロー・ラッシュ・ライジング)
●タクティカルカード
救惺望御/シャイニーシェイディー/フュージョン
●デュエリストインタビュー
――優勝おめでとうございます。世界王者になった今のお気持ちをお聞かせください。
凄く嬉しいです。もう、言葉が出てこないです。
――今回で使用したデッキを使おうと思った理由や決め手となったカードについてお聞かせください。
まずアサカの「幻竜族」デッキは今の環境の中で一番強くて、他の選手も入れてくると思ったので使用しました。「ビック・バイパー」は、「エンハンス」とどちらにするか最後まで悩みましたが、不利な展開を返せる力があると思い採用しました。「ロイヤルデモンズ」は、流行すると予測していた「シャイニーシェイディー」に手札破壊で対抗できる「ロイヤルデモンズ・シャウト」があるので採用しました。なおかつ、「トレード・イン」と「強欲な壺」で強力な罠カードを引き込みやすいのも強みです。そして「HERO」は「ブラック・マジシャン」と悩んだのですが、「エレメンタル・サーキュレーション」によるドロー力の高さと、「シャイニーシェイディー」を破壊できる「E・HERO バースト・ウィングマン」が強力だと思った点で選びました。「E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン」で逆転を狙える点も強いです。
――今回使用した中で一番お気に入りのデッキはどれでしょうか。
「蒼救」です。『デュエルリンクス』では7月に登場したばかりなのですが、初めて使った時に「これはめちゃくちゃ好きな闘い方をするデッキだ!」と思い採用しました。もう…めちゃくちゃ好きです。「蒼救の光耀 ガルフレア」で、強力な「幻竜族」に対して有効な罠カード「蒼救の願い」を手札に加えやすいのも環境に合致していましたね。正に運命の出会い、「これしかない!」と思いました。
――世界王者になるまで強くなれた理由や必要なものは何だと思いますか?
デュエルを通して学ぶことが何よりも大事だと思っています。負けた時は「なんで負けてしまったのか」、勝てた時は「なぜ勝てたのか」というのを言語化するのが大事だと思っています。本戦に向けた練習では、デッキごとの対面相性だったり、デュエル中に気が付いたゲームプランや意識した方がいいことなどをノートにどんどん記録して目でも頭でも分かるようになるまで反復して練習しました。
――今後の目標や挑戦したい事はありますか?
もっと「遊戯王カードゲーム」に親密に関わって行きたいです。世界大会だけではなく、様々な場で『デュエルリンクス』や『ラッシュデュエル』の魅力を広めるような活動をしていきたいと思っています。
――最後に、あなたが『デュエルリンクス(ラッシュ)』で「ここが好き」という部分を教えてください。
分かりやすくてカッコイイところです。いきなり『OCG』や『マスターデュエル』で勝とうと思うとハードルが高い気がしていたのですが、『ラッシュデュエル』はそれが無くて。初めて『ラッシュデュエル』に触ったのは『デュエルリンクス』に実装された2023年頃でしたが、それでもすぐに楽しめました。元々「スピードデュエル」をプレイしていましたが、『ラッシュデュエル』も好きだったので今回はこちらで大会に参加しました。カッコイイモンスターの演出が見られるのも『デュエルリンクス』ならではで良いと思います。
マスターデュエルの部
優勝チーム:Called By Army
中央:CER.Sana 選手 (Minsung Kim)
左:CER.subaduck 選手(Jisuk Kim)
右:A1.cutesnail 選手(Hyunsoo Lee)
●デッキレシピ
CER.Sana 選手 デッキ1/デッキ2
A1.cutesnail 選手 デッキ1/デッキ2
CER.subaduck 選手 デッキ1/デッキ2
●シェアカード
灰流うらら/増殖するG/ドロール&ロックバード/墓穴の指名者/マルチャミー・フワロス
●デュエリストインタビュー
――優勝おめでとうございます。世界王者になった今のお気持ちをお聞かせください。
CER.Sana選手:正直、実感がありません。来年は事情があって出場が難しいと思っていたのですが、こうして優勝でき、さらにシード権が得られたことで来年も出場できそうなのですごく嬉しいです。
A1.cutesnail選手:予選1ラウンド・2ラウンドと負けてしまい、「これ勝てるのかな…?」と思ってしまいましたが、こうして勝ち上がって優勝できたのですごく嬉しいです。
CER.subaduck選手:この舞台に立つまでに沢山の時間をかけて努力してきました。こうして優勝できてすごく嬉しいです。
――「マスターデュエルの部」はチームでの参加となりますが、それぞれのデッキ選びはどのようにして行いましたか?
CER.Sana選手:このチームはみんな実力のある人たちで、デッキ構築はsubaduck選手を中心に、プレイングや練習はcutesnail選手を中心に行っていました。今シーズンは忙しくて練習時間が中々確保出来なかったのですが、2人のおかげですぐに上達できました。デッキは2人の薦めもあり予選から使い慣れている「キラーチューン」を中心に選択しました。
CER.subaduck選手:「絢嵐」+「十二獣」デッキが強力でした。主流の構築からは外れていますが、「モルモラット」ではなく「ラム」を採用した構成になっています。デッキとしては「キラーチューン」に不利ですが、それ以外の「烙印」などのデッキに有利に立ち回れることからこのデッキを選びました。
A1.cutesnail選手:自分は「妖精伝姫」デッキです。『MD』では最新のカードですし、強力でなおかつ自分に合っていると思ったからです。
――チーム戦というレギュレーションの中で警戒していたいカードは何でしょうか?
CER.Sana選手:「ドロール&ロックバード」です。この大会で一番強い妨害系のカードだと思っています。自分たちの選択したデッキのみならず、他のチームのデッキにも効果的なカードです。
――チームとして世界王者になるためにどのような事が大切だと思いますか?
CER.Sana選手:『OCG』と異なるチーム戦というレギュレーションでは、全ての試合で勝つことはできないと判断しました。なので、それぞれが「一番強いデッキ」と「その次に強いデッキ」を選択して、たとえ1人が負けてしまっても他の2人が勝てばいいという、個人の勝利ではなくチームの勝利を目指す戦略を取りました。3人全員が不利になっている状況や、集中している時以外ではコミュニケーションも積極的に取るようにしています。
――今後の目標や挑戦したい事はありますか?
CER.Sana選手:来年の優勝!
A1.cutesnail選手:デュエリストカップで1位!
CER.subaduck選手:シードも取れたし、『デュエルリンクス』のKCカップで1位を目指してみたいです。
――最後に、あなたが『マスターデュエル』で「ここが好き」という部分を教えてください。
CER.Sana選手:いつでもどこでもデュエルができるのが一番の魅力です。
CER.subaduck選手:デュエルができる機会の少ない地域に住んでいるので、どこでもデュエルできるのがいいですね。
A1.cutesnail選手:2人と同じく、どこでもデュエルできるのも魅力ですが、カードを集めるのが楽しいですね。ロイヤル加工大好き!









