「日本選手権2026【個人戦】」決勝トーナメントの結果&インタビューを公開!
2026/07/31
7月18日(土)・19日(日)に行われた「遊戯王OCG 日本選手権2026」で勝ち上がり、「Yu-Gi-Oh! WORLD CHAMPIONSHIP 2026」の出場権を手にした選手のデッキレシピとインタビューを紹介するぞ!
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優勝:コバヤシ リョウヘイ さん
●使用デッキ:「トゥーン」
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●デュエリストインタビュー
――日本代表選出おめでとうございます! 今のお気持ちをお聞かせ下さい。
やはりシンプルに嬉しいですね。去年も世界大会に出場しましたが、惜しいところで決勝トーナメントまで残ることが出来なくて。その悔しさもあって、勝ち上がりたいという気持ちは去年よりも強かったです。
――あなたのデュエル歴と『遊戯王OCG』を始めたきっかけを教えてください。
大会に出始めたのが2010年代頃で、途中2~3年くらい『OCG』を離れていた時期もあるので、大会への出場歴は13年くらいになります。離れたのは2017年に「SPYRAL」が登場した辺りですかね。この時期はデュエルの展開が凄く複雑になっていましたし、プライベートも忙しくて。
戻ってきたのは11期が始まったくらいでしょうか。あんなに大会にも出ていたのに、世界大会へ出れずに終わるのは勿体無いんじゃないかという気持ちがあって、もう一度カードの効果を覚え直したりして。世界大会に出てみたいと思って復帰してから、かなり早い段階で出場することができました。
――今年の決勝大会はリミットレギュレーション改訂直後の開催でしたが、今回使用したデッキを採用した決め手などがありましたらお聞かせいただけますでしょうか。
やっぱり一番強いんじゃないかというところで「トゥーン」を選びました。メインデッキのカードはなるべく単体で機能するカードを中心にして、EXデッキにサイバース族リンクモンスターを採用する構築にしました。そうすることで、事故を減らしつつ手札誘発のカードも引き込みやすくなります。メインデッキに「ブルーアイズ・トゥーン・ドラゴン」が入っていないので、「ブルーアイズ・トゥーン・アルティメットドラゴン」も採用していません。「トゥーン」同士のミラーマッチになった時、相手の「心を見通す眼」で手札に機能しないカードがあるとバレてしまうと、そのまま攻め込まれるので。
また、初動となるカードの枚数も多めで20枚くらいになっていると思います。ほかにも特徴的なところで言うと「虹の橋 ビフレスト」のコストになっていた「花札衛-五光-」でしょうか。自分以外使っている人を見かけませんでしたが、戦闘破壊とモンスター効果の両方に耐性を持った「カオス・アンヘル-混沌の双翼-」への回答になります。YCSJ大阪に出場した際は「閉ザサレシ世界ノ冥神」で突破を図っていましたが、どうしてもEXデッキの枠を絞れないとなった時に「ビフレスト」のコストで何かできないかなというところから採用しました。「カオス・アンヘル」を出された試合がなかったので使っていませんでしたけど(笑)
出すのもすごく大変なモンスターですし滅多に出しませんが、自分が「カオス・アンヘル」を出している状態でターンが回ってきた場合に出せれば攻撃力の合計が8000以上になりますしね。
――最後に、世界大会出場への意気込みをお願いします。
去年果たせなかった、世界一位を目指して頑張ります!
世界大会のレギュレーション次第では新しくデッキを組み直す必要もあるかと思いますが、やれるだけのことはやりたいと思っています。
準優勝:エノキゾノ セイゴ さん
●使用デッキ:「トゥーン」+「鉄獣戦線」
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●デュエリストインタビュー
――日本代表選出おめでとうございます! 今のお気持ちをお聞かせ下さい。
まさかこんなところまで来られるとは本当に思っていなかったので、めちゃくちゃ嬉しいです!
正直今年は厳しい要素が多いと思っていました。でも、デッキ自体は自分で世界最強だと思えるものを練り上げて挑みました。
――あなたのデュエル歴と『遊戯王OCG』を始めたきっかけを教えてください。
最初の切っ掛けは『OCG』を遊んでいた兄の影響です。小学校1年生くらいの時のクリスマスプレゼントにストラクチャーデッキをお願いして、それから始めたという形です。もらったのは『ストラクチャーデッキ- アンデットの脅威 -』ですね。「ピラミッド・タートル」が3枚入っているかなり強力な構築のデッキで、そのままでも闘えましたね。大会に出るようになったのは高校生の時、「彼岸」や「EM」+「Em」が活躍していた時期ですね。日本選手権には三年連続で出場していて、昨年はベスト128でした。ほかの公式大会ではAREA CHAMPIONSHIP 2023 in FUKUOKAで優勝しています。
――今年の決勝大会はリミットレギュレーション改訂直後の開催でしたが、今回使用したデッキを採用した決め手などがありましたらお聞かせいただけますでしょうか。
「エルフェンノーツ」「破械」「ウィッチクラフト」「ブリッツクリーク」といった環境クラスのデッキは全部組んで、先ほど言った兄と調整しながら一番強かったデッキを持ってきました。「トゥーン」に関しても、当初はサイバース族のリンクモンスターを使用するタイプを考えていたのですが、モンスターを並べて「ファイアウォール・ドラゴン」の効果につなげるまでの敷居が高いと感じ、見つけたのが「鉄獣戦線」との組み合わせでした。
ほかにも「ライゼオル」との組み合わせもあるのですが、カードを眺めていたら「ファニー・ダーク・ラビット」と「コミックキャット」でリンク召喚できる「鉄獣式撃滅兵装“Mouser”」が相当強力だと気が付き、そこを軸にデッキを組み始めました。獣族・獣戦士族・鳥獣族が1体でも除外されていれば、「鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ」が墓地に送られた時の効果で「コミックキャット」を手札に加えられるのは強いですね。「トゥーン」と「鉄獣戦線」は相互に動きをつなげられますし、「トゥーン」への対抗手段として流行っている「械刀婪魔皇断」に対して、「鉄獣戦線」の動きで「うかのみつねのおなり」を出せば「完全なる世界 トゥーン・ワールド」を守れるので、環境との噛み合いも良いなと思っています。
――最後に、世界大会出場への意気込みをお願いします。
使える時間は全部費やして勝ちに行きたいと思います!
兄にも調整に付き合ってもらいます!
同率3位:サイトウ ヨシキ さん
●使用デッキ:「トゥーン」
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●デュエリストインタビュー
――日本代表選出おめでとうございます! 今のお気持ちをお聞かせ下さい。
今回、決勝トーナメントに初進出できたのもあり、まさかここまで来れるとは思わず嬉しい気持ちでいっぱいです。これまで『遊戯王OCG』をやってきて、この瞬間が、今日この日が一番「やってて良かったな」と思えました。
――あなたのデュエル歴と『遊戯王OCG』を始めたきっかけを教えてください。
環境とかをまじめに触り始めたのは2019年頃ですが、初めて触れたのは小学生の頃です。最初に買った「銀河眼の光子竜」が表紙の『PHOTON SHOCKWAVE』で、初めて当てたカードが「銀河眼の光子竜」だったため、そこで遊戯王に興味を持って始めました。
そこから少し間が空くのですが、パックで引き当てた「機界騎士」をきっかけに復帰しました。組んでみたら思っていた以上に縦列を参照する特殊な動きが楽しくて。それが好きでまた始めて、気がついたら夢中になっていました。なので、「機界騎士」は思い入れがあるデッキです。ちなみに好きなデッキは「ラビュリンス」です(笑)。相手に合わせて罠を使い分けるテクニカルな戦術が好きです。
――今年の決勝大会はリミットレギュレーション改訂直後の開催でしたが、今回使用したデッキを採用した決め手などがありましたらお聞かせいただけますでしょうか。
元々は「エルフェンノーツ」を使っていたのですが、「フワロス」や「プルリア」などの影響を受けやすいこともあり、環境的に勝てなくなってきてしまい、それらが刺さりづらく環境で強い「トゥーン」を使ってみたら、思っていた以上に闘えたので「トゥーン」を選択しました。
「トゥーン」のデッキタイプとしては、展開系のデッキが好きなので、サイバース族リンクモンスターを採用する形にしました。EXデッキがコンパクトで無駄がない点も理由ですね。
サイドデッキでは「キラーチューン」と「トゥーン」を中心に環境に対して満遍なく対応できるように、日頃から一緒にやっている仲間と調整・構築しました。しかし、魔法や罠を破壊できるカードが入っておらず、「閃刀姫」に対応しづらかったのが反省点ですね。今大会で一度「閃刀姫」と対戦した時は悲鳴を上げたんですけど、その時はメインデッキに入れていた「ディメンション・アトラクター」に救われました。
――最後に、世界大会出場への意気込みをお願いします。
ここまで来たからには、気合を入れて全力で挑みます。練習もたくさんして本番も勝てるようにするので、応援のほどよろしくお願いします。日の丸を背負っているので頑張ります!
同率3位:シバタ ユウキ さん
●使用デッキ:「M∀LICE」
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●デュエリストインタビュー
――日本代表選出おめでとうございます! 今のお気持ちをお聞かせ下さい。
いや、まさかと。ここまで来られるとは(笑)
ただもちろん練習はしてきましたし、僕の友達も調整に付き合ってくれたりして、自分や周りの人の色々な努力が重なってここまで来られたのかなと。
でも最初から上位を狙っていたというよりは、トントンとここまで進んでいった印象です。
――あなたのデュエル歴と『遊戯王OCG』を始めたきっかけを教えてください。
『OCG』を触りだした年齢で言うと3、4歳の頃から。時期的には最初の『Vol.1』も覚えていますし、1999年の「決闘者伝説 in TOKYO DOME」で配布された「ゲート・ガーディアン」を持っていたのが一番思い出深いです。
原作『遊☆戯☆王』は全部読んでいましたし、アニメも『5D's』までは追っていました。
『OCG』は一度遠ざかっていた時期もあります。2016年に初めて選考会まで進むことができたのですが、そこから先に勝ち上がれなくなってしまって、それを機に一度引退しました。でも、3年位前に『マスターデュエル』が大きな切っ掛けになって復帰しました。最初は懐かしい昔のカードで遊んでいたのですが、動画サイトで有名プレイヤーさんたちの動画を観ていたら「やっぱり『遊戯王カードゲーム』って面白いなあ!」と再認識して、『OCG』にも戻ってきました。
引退する前も非公認大会には出たりもしていましたが、公式のトーナメントで勝ち上がれたのは先ほどお話しした2016年の選考会が初めてだったので、苦節の末にここまで来れたという想いです。
――今年の決勝大会はリミットレギュレーション改訂直後の開催でしたが、今回使用したデッキを採用した決め手などがありましたらお聞かせいただけますでしょうか。
愛です!!!!!
やっぱり「M∀LICE」が大好きで、最初に『デッキビルドパック クロスオーバー・ブレイカーズ』で登場した時からずっと使っていたので。デッキの動き方も好きでしたし、相手からの手札誘発といった妨害を搔い潜れる点でも惹かれました。でも当時は同じパックで登場した「ライゼオル」に勝つのが難しくて、いつも1位になれない自分と似たものも感じていました(笑)。
ずっと「M∀LICE」を使い続けていたので、「トゥーン」とかほかのデッキを組んで大会に出ると、周りから「「M∀LICE」使わないの?」「「M∀LICE」好きだったでしょ?」って言われるんですよ(笑)。そういう意味では、今日この舞台に立てた時点で僕の勝ちです(笑)
今回の構築も「サイバース族のグッドスタッフ」と言って差し支えないと思うんですが、以前はもっとサイバース族に寄った構築にしていました。今回は「キラーチューン」を重く見て、「マグナムート」や「バルドレイク」といった「深淵の獣」を採用して、サイバース族の展開ができなくても闘えるようなデッキを目指しました。あと「トゥーン」以外には強く刺さる「ディメンション・アトラクター」を採用できるのはやはり強みですね。
新規が来たら絶対一通りは触ってみるので、「トゥーン」「エルフェンノーツ」「光と闇の儀式」といった強いとされるデッキも試してはみましたが、回している最中に「「M∀LICE」だったら…」と思ってしまうことが多くて(笑)。ここまできたら「M∀LICE」で行くしかないと思いました。
――最後に、世界大会出場への意気込みをお願いします。
今は「どうしようかな」と頭真っ白ですね(笑)。でも、もちろんベストは尽くすつもりです。
「自分なりの構築を見つけたい」というのが一番にあります。今まで自分が経験したことのない挑戦になるので、試合を見てくれた方、応援してくれた方に「スゲェ!」って思われるようなデッキを組み上げたいです。「WHITE BINDER」まで禁止カードになっている海外のルールだと、「M∀LICE」は流石に厳しいかもしれませんが(笑)
若いプレイヤーの方も増えてくる中で、古参として意地を見せたいです。
5位:コサカ コウキ さん
●使用デッキ:「キラーチューン」
⇒公式データベースはこちら!
●デュエリストインタビュー
――日本代表選出おめでとうございます! 今のお気持ちをお聞かせ下さい。
ベスト8でコバヤシ選手に負けて「終わった」と思っていたのですが日本選手権のシステム的にもう一人上がれる※1との事で、棚ぼたみたいな形になってしまいましたが純粋に嬉しいです。
※1:優勝した選手に準々決勝で敗北した選手が5人目の日本代表選手に選出されるルール
――あなたのデュエル歴と『遊戯王OCG』を始めたきっかけを教えてください。
記憶になくて……『OCG』を始めた理由としては凄いブームで皆やっていたからというのが理由ですね。「ブラック・マジシャン」や「青眼の白龍」の世代で、アニメ『DM』とか『GX』のあたりですかね。学業などで忙しくなったタイミングでは離れたりもしていましたが、『ZEXAL』が放送していたあたり、「甲虫装機」や「征竜」が活躍していた頃に復帰して大会に出始めました。当時の初めて出場した大会では「ヴェルズ」デッキを使用していました。
思い入れのあるカードは「転生炎獣ガゼル」と「精神操作」です。WCS2019では「転生炎獣」を使用していて、その決勝で「精神操作」を3枚使った事が優勝へとつながったため、強く印象に残っています。テーマとしては「転生炎獣ガゼル」をたくさん使用したので思い入れがあります。あの時は「世界で一番「転生炎獣」を使うのが上手いだろ!」くらいの自信がありました。結果的に世界大会で優勝できたので、間違ってはいなかったぞと思っています。
――今年の決勝大会はリミットレギュレーション改訂直後の開催でしたが、今回使用したデッキを採用した決め手などがありましたらお聞かせいただけますでしょうか。
今の環境は様々なテーマが群雄割拠しているような状況で、対策しなければならないテーマが10個くらいあって、アベレージを見た時に自分の中では「キラーチューン」が先行でも後攻でも勝てると思い、選択しました。テーマのギミックに手札から使えるカードがあり、手札を素材にシンクロ召喚する関係上、「幽鬼うさぎ」や「灰流うらら」とかを採用しやすく、バランスがいいと思います。
サイドデッキ込みで相性を考えた時に、恐らく一番流行している「トゥーン」に対しては、デッキのギミックでの闘いになった際に有利だと考えています。リミットレギュレーションの影響を受けた部分は、「蒼の深淵 ディープアイズ・ホワイト・ドラゴン」や「デュエリスト・ジェネシス」で補えるのでまだまだ闘えると思います。サイドデッキでは、上位のテーマに強い「マルチャミー・プルリア」と「マルチャミー・フワロス」を多く採用しつつ、とにかく「トゥーン」が多いと思ったので「ヴェイドス」を意識して採用しました。
――最後に、世界大会出場への意気込みをお願いします。
2019年のWCSに優勝して、次回の大会にも参加できるとの事だったのですが、やむを得ない事情※2で参加が叶わなくて。2023年は『MD』部門で参加してその時はベスト4だったのですが、「次も優勝するぞ!」と意気込んでいたので、悔しかったです。なので、今回運よく代表に上がれたので、そのリベンジも込みで優勝を目指したいなと思っています!
※2:新型コロナウイルス感染症の拡大により「WORLD CHAMPIONSHIP 2020」決勝大会が中止に
決勝トーナメントのデュエルを配信中!
日本選手権の決勝・準決勝のデュエルをYouTube「遊戯王OCGチャンネル」で配信中!
合計4部門で頂点を競う世界大会「WCS2026」が8月末に開催!
8月28日(金)・29日(土)・30日(日)には『OCG』『デュエルリンクス(スピードデュエル/ラッシュデュエル)』『マスターデュエル』の4部門でチャンピオンを決める世界大会「Yu-Gi-Oh! WORLD CHAMPIONSHIP 2026」が開催され、30日(日)の決勝は有明の東京ガーデンシアターで行われるぞ!
配信などの詳細は下記の大会公式HPで今後発表予定なのでお楽しみに!
https://www.konami.com/yugioh/worldchampionship/2026/ja/




















